アカキクラゲ(読み)アカキクラゲ(その他表記)Dacryomyces aurantius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アカキクラゲ」の意味・わかりやすい解説

アカキクラゲ(赤木耳)
アカキクラゲ
Dacryomyces aurantius

担子菌類アカキクラゲ目アカキクラゲ科。にかわ質,橙黄色ないし朱黄色,径1~5cm,不規則な塊状であるが,表面動物の脳にみられるような皺がある。針葉樹枯れ木の上に生じ,乾燥すると縮んで薄い皮のようになる。日本および北アメリカに広く分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアカキクラゲの言及

【キクラゲ(木耳)】より

…近縁種のアラゲキクラゲA.polytricha(Mont.) Sacc.は南方系の種で,食品としてはキクラゲより劣る。【古川 久彦】 キクラゲと名まえがつき,色が違うが外見は似るものにシロキクラゲ,アカキクラゲ,ヒメキクラゲなどがある。これらは分類学的には別物で,胞子の形によって区別される。…

※「アカキクラゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む