アクチニド収縮(読み)アクチニドしゅうしゅく(その他表記)actinide contraction

改訂新版 世界大百科事典 「アクチニド収縮」の意味・わかりやすい解説

アクチニド収縮 (アクチニドしゅうしゅく)
actinide contraction

ランタニド収縮と同じような原因によって生ずる,アクチノイドにみられる原子半径あるいはイオン半径収縮
ランタニド収縮
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世界大百科事典(旧版)内のアクチニド収縮の言及

【ランタニド収縮】より

ランタノイド(古くはランタニド元素と呼んだ)のイオン半径あるいは原子半径が,原子番号にしたがって減少する現象。同じような現象はアクチノイドでもみられ,これはアクチニド収縮と呼ばれる。一般に,原子あるいはイオンの大きさは最外側の核外電子の位置によって決まるが,たとえば原子半径では,一般的にいって周期表中の同じ族内では原子番号の増大とともに増加し,同じ周期内では原子番号の増大とともに減少している。…

※「アクチニド収縮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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