最新 地学事典 「アシカ類」の解説
アシカるい
アシカ類
学◆Otariidae 英◆eared seals(sea lions)
哺乳綱食肉目鰭脚亜目の一上科。ギリシア語でOtarionは「小さな耳」という意。耳殻をもち,陸上では前後の足を使って歩く。水中では鰭状の前足を強く体に打ちつけて推進力を得る。次の4科からなる。エナリアークトス科(Enaliarctidae,漸新~中新世中期,原始的なものは裂肉歯の形態の名残がある)が最も原始的で,これからデスマトフォッカ科(Desmatophocidae,中新世前~後期,アザラシに似た形態ももっている),セイウチ科,そしてアシカ科(中新世前期~現世,魚などを捕食する)が派生している。
執筆者:堀川 秀夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

