形態(読み)けいたい

精選版 日本国語大辞典 「形態」の意味・読み・例文・類語

けい‐たい【形態】

〘名〙
① ある組織立った物事の、外から見たかたち。組み立てられている個々の物事のありさま
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四三「嬋娟(せんけん)たる風姿且つ肩背(けんはい)の形態(ケイタイ)を以て」 〔歴代名画記唐朝
心理学で、部分からは導くことのできない有機的に複合したまとまりをいう。ゲシュタルト。→形態心理学

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「形態」の意味・読み・例文・類語

けい‐たい【形態】

生物機構などの組織体を外から見たかたちやありさま。形体。「政治形態
ゲシュタルト
[類語]形状かた格好かたち外形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「形態」の読み・字形・画数・意味

【形態】けいたい

かたち。形状。〔歴代名画記、唐上〕馮紹正~尤も鷹鶻鷄雉を善くし、其の形態を盡す。觜眼脚爪、毛(とも)に妙なり。

字通「形」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android