とっさの日本語便利帳 「アストラカン毛皮」の解説 アストラカン毛皮 アストラハニ(Astrakhan')▼ロシアのカスピ海沿岸、ボルガ川下流域の同名州の州都で、英語ではアストラカン。半砂漠地帯にあり、古くから交通の中心地としても栄えた。中心産業の一つが牧畜業で、子羊の縮れた黒毛皮が「アストラカン毛皮」として知られている。特に一八世紀以降、襟巻きや帽子として人気が高い。また、最も珍重されるカラクール毛皮(karakulまたはcaracul)は、ウズベキスタンのブハラの村カラクール(Karakul)原産の羊から採れる毛皮。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by