アセン(その他表記)acene

デジタル大辞泉 「アセン」の意味・読み・例文・類語

アセン(acene)

複数ベンゼン環が直線状に連なって縮合した構造をもつ芳香族炭化水素総称アントラセンテトラセンなど。7個連なったヘプタセンまで知られている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアセンの言及

【ブルガリア】より

…ビザンティン帝国は北のノルマン人と北西のハンガリー人の侵攻に対する対応に追われていたので,国内での権威はゆるんでいた。そこで,タルノボ(現ベリコ・タルノボ)一帯を掌握していたクマン系のブルガリア人貴族ペータルPetâr(?‐1197)とアセンAsen(?‐1196)の兄弟が蜂起を宣言し(アセン兄弟の蜂起),ペータルはブルガリア皇帝(ツァール)に推戴された。蜂起軍はブラフ人〈アルーマニア人〉の項目参照)やクマン人の協力も得,バルカン山脈を越えてトラキアに侵入した。…

※「アセン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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