アッシリア・キリスト教徒(読み)アッシリア・キリストきょうと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アッシリア・キリスト教徒
アッシリア・キリストきょうと

近東諸国およびアメリカに現存する古代ネストリウス派系のキリスト教徒。 16世紀にその一部はカトリック教会と合同し,カルデア教会と呼ばれた。現在イランイラクシリアレバノン信徒 18万を擁する。カトリックとの合同を拒んだネストリウス派系の信徒はクルディスタン北部にあって信仰を保っているが,彼らは前者と区別してアッシリア・キリスト教徒と呼ばれる。この派はイギリス国教会,ロシア正教会の影響を受けたため,第1次世界大戦中および戦後トルコ人による激しい迫害をこうむり,シリア,イラク,レバノン,アメリカなどに移住した。その数は近東に約8万,アメリカに約2万 5000である。このほかイラン西部には古代からのアッシリア・キリスト教団が存続し,アラム語に近いシリア語を日常および典礼に用いており,独自の典礼と教会音楽を保有している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む