アミレン(読み)あみれん(その他表記)amylene

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アミレン」の意味・わかりやすい解説

アミレン
あみれん
amylene

脂肪族不飽和炭化水素で炭素数5のオレフィン類をいい、ペンテン、ペンチレンともいう。C5H10分子式をもつ5種の異性体総称である。またこれらの異性体の混合物をアミレンということもある。石油系炭化水素の熱分解、接触分解生成物に含まれている。おもにガソリンの重要な成分として燃料に用いられる。

[徳丸克己]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「アミレン」の解説

アミレン
アミレン
amylene

[同義異語]ペンテン

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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