コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

熱分解 ネツブンカイ

5件 の用語解説(熱分解の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ねつ‐ぶんかい【熱分解】

物質に熱を加えたときに起こる分解反応。石油のクラッキングなど。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

熱分解【ねつぶんかい】

クラッキング,分解蒸留とも。加熱によって化合物をより安定ないくつかの化合物に分解すること。石油精製工程では,重質油留分を高温高圧下に分解し,分解ガソリンを採取していたが,得られるガソリンオクタン価があまり高くなく,安定性も低いので接触分解にとって代わられ,現在では熱分解はガスやナフサなどの生産に利用されている。
→関連項目ガソリン原油コーキング石油

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

熱分解

 加熱分解ともいう.分子が熱によって分解する現象.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ねつぶんかい【熱分解 thermal cracking】

化合物を加熱して,より安定ないくつかの化合物へと分解すること。クラッキング,分解蒸留ともいわれる。これは一般的に熱分解反応と呼ばれるが,とくに石油類の熱分解は単一化合物の熱分解反応ではなく,高分子混合物に用いて有用な分解生成物を得る工業的に重要な技術であり,触媒を用いて行われる接触分解と対比される。石油の熱分解はその目的によっていろいろな技術があるが,元来は,石油の重質留分を分解して需要の多いガソリンを増産する目的で,20世紀の初めにおもにアメリカで開発され,普及した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ねつぶんかい【熱分解】

物質を熱したときに起こる分解反応。石油のクラッキングはその例。分解反応が可逆的であるときは、熱解離という。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の熱分解の言及

【石炭ガス化】より

…石炭を原料として燃料ガスあるいは化学工業用の合成ガス(一酸化炭素と水素を主成分とする混合ガス)あるいは水素を生産することができる。石炭をガス化するためには,(1)熱分解(乾留),(2)部分酸化,(3)水素化分解などの原理を用いるが,そのいずれを採用するかは,目的とするガスの種類による。石炭ガス化技術はすでに工業的な実績をもつものも多いが,1970年ころから,その技術開発が再開された。…

※「熱分解」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

熱分解の関連キーワード炭化物窒化物付加反応包接化合物アンモニア排出エノール化二価鉄化合物ビタミンA効力八隅子則異常酸化数

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

熱分解の関連情報