アメンホテプ1世(読み)アメンホテプいっせい(英語表記)Amenhotep I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アメンホテプ1世」の意味・わかりやすい解説

アメンホテプ1世
アメンホテプいっせい
Amenhotep I

古代エジプト第 18王朝2代目の王 (在位前 1546~26) 。アーモス1世の子。ヌビアを討ち,リビア人の侵入を退け,パレスチナまでその領土を拡大した。古代エジプトでは神殿を建造するとき,すでに建立された神殿から石を取るため,彼の建築事業は不明。わずかに小聖堂が発見された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android