アラー=ウッディーン(読み)あらーうっでぃーん

旺文社世界史事典 三訂版 「アラー=ウッディーン」の解説

アラー=ウッディーン
‘Alā al-Dīn Khiljī

?〜1316
ハルジー朝最盛期を築いた第3代スルタン(在位1296〜1316)
モンゴルを撃退し,南インドにまで支配を広げた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアラー=ウッディーンの言及

【デリー・サルタナット】より

… 君主権の強さや支配領域の大きさは時代によってかなりの差があり,一概にはいえない。ハルジー朝のアラー・ウッディーン(在位1296‐1316)の時は,短期間ながら君主権も支配領域も最大となり,ムスリムの軍が初めて南インド征服を行い,その後のデカン,南インドに大きな影響を与えた。また,トゥグルク朝のムハンマド・ブン・トゥグルク(在位1325‐51)の時にも,南インドにまで支配が及び,大帝国となった。…

※「アラー=ウッディーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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