日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 アルバーノ・ラツィアーレあるばーのらつぃあーれAlbano Laziale イタリア中部、ラツィオ州ローマ県の都市。人口3万3286(2001国勢調査速報値)。ローマからアッピア街道を25キロメートル南東に下ったアルバーノ湖岸の丘陵地に位置し、ぶどう酒の生産地、保養地として名高い。ローマ皇帝セプティミウス・セウェルスSeptimius Severus(在位193~211)が設けた軍隊の野営地として発足した。5世紀以来、司教座が置かれている。ロトンダ教会、大聖堂、ポンペイウスの別荘跡などがある。[堺 憲一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例