アロパシー(その他表記)allopathy

翻訳|allopathy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アロパシー」の意味・わかりやすい解説

アロパシー
allopathy

ドイツ医師 S.ハーネマンが自分の創造した医学概念ホメオパシー homeopathyに対して,従来の臨床医療観をアロパシーと名づけた。 allo=other (異物) ,pathos=disease (病気) の意であるから,強いて訳せば「逆症療法」となろう。たとえば「発熱は解熱させる」「下痢止痢をはかる」というように,生体内に症状と逆向きの力を誘導励起することによって病気をなおそうとする考え方である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む