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下痢 げり diarrhea

翻訳|diarrhea

10件 の用語解説(下痢の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

下痢
げり
diarrhea

液状または液状に近い糞便を,反復する便意とともに排出することをいう。腸管の炎症のほか,食品の内容による消化不良,胃液過少による腸のぜん動亢進,腸管系感染症や寄生虫の寄生,薬品中毒,食品中毒による急激な体液変化などによって起るが,過敏性腸症候群によるものや神経性下痢も多い。

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デジタル大辞泉の解説

げ‐り【下痢】

[名](スル)大便が液状もしくはそれに近い状態で排泄(はいせつ)されること。腹下し

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百科事典マイペディアの解説

下痢【げり】

糞便(ふんべん)中の水分量が多くなり,かゆ状ないし液状の便を反復排出する状態。腸の蠕動(ぜんどう)亢進,腸内の分泌の亢進,消化吸収障害が関与する。単純な消化不良性下痢,蓄便性下痢,神経性下痢などの場合はあまり問題はない。
→関連項目大便断食療法

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栄養・生化学辞典の解説

下痢

 液状またはそれに近い糞便を排出すること.

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家庭医学館の解説

げり【下痢】

 下痢(Diarrhea)は、医学的には、1日の便に含まれる水分量が200mℓ以上であることと定義されていますが、一般的には、量に関係なく、水または泥状の便をさしています。
 人間の胃腸には、1日平均9ℓの水分、食事、消化液が流れ込みます。このうち胃液、腸液、胆汁(たんじゅう)、膵液(すいえき)など、自分のからだから出る消化液だけで約7ℓになりますが、そのほとんどは小腸(しょうちょう)から大腸(だいちょう)で再び吸収され、便に残る水分量は200mℓ以下に調節されています。
◎下痢の原因
 下痢の原因はつぎの5つに分類されます。
①腸管内に吸収されにくい物質が多量に流入するため
 牛乳を飲むと下痢をするのがその例で、乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)と呼ばれます。牛乳に含まれる乳糖を消化する酵素は小腸から分泌(ぶんぴつ)されますが、乳糖不耐症の人ではこれが欠乏しているため、消化されない乳糖が多量に小腸に流れ込むことになります。そうすると、腸管内の浸透圧が高くなり、腸壁の水分が腸管内にどんどん出てきて下痢便になるのです。
 肝臓病や膵臓病などで脂肪の吸収が障害されている場合も、同様の作用で脂肪を多く含む下痢便となります。
 なお、下剤の多くは、この作用を利用して便をやわらかくしています。
②炎症などで腸壁から浸出液が出るため
 たとえば、急性腸炎など、ウイルスや細菌による下痢、抗生物質などの薬剤による下痢、および潰瘍性大腸炎かいようせいだいちょうえん)などの腸に慢性の炎症が続く疾患もこれに含まれます。
 なお、炎症による浸出液だけでなく、栄養の吸収不良が加わると、慢性疾患では栄養不良状態になることもあります。
③腸粘膜(ちょうねんまく)をおおう上皮細胞(じょうひさいぼう)に毒素やホルモンが作用し、細胞から水や塩分が腸管内に分泌されるため
 細菌が出す毒素や、ある種の腫瘍(しゅよう)が分泌するホルモンのなかに、腸の上皮細胞から水や塩分の分泌をおこさせるものがあります。大腸菌コレラ菌の毒素などがよく知られていますが、同じ大腸菌でもO‐157などが出すベロ毒素は②で述べた炎症によって下痢をおこすため、すべての細菌毒素がこの範疇(はんちゅう)に入るわけではありません。
④腸管運動が亢進(こうしん)するため
 ストレスや緊張などですぐに下痢をする人(過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん))などがこの例です。腸の運動は自律神経(じりつしんけい)によって調節されていますから、これは一種の自律神経失調状態であるといえます。患者さんにとっては厄介(やっかい)な症状ですが、生命の危険はありません。
先天的に小腸の塩分の吸収機構が障害されているため
 これは非常にまれな病気によるもので、乳児期からひどい下痢が始まり、持続します。
 医学的には以上の原因がよく知られていますが、これだけですべての下痢症の病態が説明できるわけではありません。また①~④は互いに関連があり、病気による下痢はこれらが複合しておこることが多いのです。
◎自己診断のポイント
 自分の便を、まずよく観察しましょう。泥状か、完全に水のようか、薄い黄色か、黒っぽい色か、血がついていないか、脂ぎっていないか、悪臭がひどいかなどをよくみます。
 腹痛や発熱があるかも重要です。腹痛は排便前には少しはあるもので、腹痛が軽く、発熱もない下痢は2~3日以内に治ることが多いため、ようすをみてもよいでしょう。
 激しいさしこむような腹痛や38℃以上の発熱をともなうときは、すぐに受診しましょう。また、便が黒っぽかったり血がまじっている場合は、腸から出血している可能性があるため、すぐに検査を受けましょう。最近、腸管出血性大腸菌(O‐157など)による食中毒で、血性下痢に続いて脳炎や腎不全(じんふぜん)をおこして死亡する子どもがたくさん出たため、社会問題にもなりました。
 脂がまじる下痢や悪臭がひどい場合は吸収不良の可能性があります。これもすぐに病院で原因を調べてもらいましょう。
◎下痢症の検査
 急に始まる下痢の原因でいちばん多いのは急性腸炎で、原因はウイルスや細菌です。そのため、まず便の細菌培養が行なわれます。
 ウイルスは培養できませんが、ウイルスによる下痢症であれば、ふつう数日で回復します。ただし、乳幼児エイズなど免疫不全状態の人はウイルスによる重症腸炎をおこすことがありますが、これは例外です。
 血液検査では、炎症の程度や栄養状態の評価が行なわれます。また、貧血、肝臓や腎臓の障害が合併していないかも調べられます。
 腎臓の障害は腸管出血性大腸菌の重大な合併症で、尿を検査して尿たんぱくや血尿の有無をみることも行なわれます。
 便の潜血反応は、肉眼では見えないようなわずかな血液が便にまじっていることを見つける検査で、大腸の潰瘍、ポリープ、がんなどを疑うきっかけになります。
 注腸X線検査や大腸内視鏡検査は、診断を確実にするうえで不可欠です。慢性的に下痢をくり返すのは過敏性腸症候群であることが多いのですが、これは大腸がんや炎症性腸疾患でもみられる症状ですから、これらの検査で鑑別することが重要です。大腸内視鏡検査では、病変部から直接組織をとれますから、顕微鏡で観察して診断したり、遺伝子の異常を調べることができます。
◎治療の原則
●薬物療法
 下痢は軽くても不快な症状です。排便回数が増加すると日常生活にも支障をきたすため、まず対症療法によって下痢を改善させることが重要になります。この目的で用いられるのは、乳酸菌製剤や便をかためる収斂剤(しゅうれんざい)などの薬です。急性腸炎などで細菌感染が疑われるときは抗生物質も使われます。
 腹痛が強くて持続するときは、腸の動きを緩和する鎮痙薬(ちんけいやく)が処方されます。細菌感染による腸炎では、鎮痙薬が病状をかえって悪化させるのでは、といわれていますが、腹痛がひどいときに使うのはやむをえません。
●食事療法
 薬物治療とともに、下痢の治療で重要なのは食事療法です。重症の下痢では一時食事をまったく禁止して、点滴で栄養や水分を補給します。軽症の場合は、低脂肪でやわらかく調理されたものなら食べられます。
 下痢が続くと、水分や塩分を失い脱水(だっすい)状態になりやすいので、お粥(かゆ)に梅干しや、冷やしすぎていないスポーツドリンクなども推奨できます。繊維の多いもの、香辛料(こうしんりょう)、濃い味つけをした食品は避けましょう。また、カフェイン、アルコール、たばこの禁止はいうまでもありません。
 慢性の炎症性腸疾患では腸の炎症が長く続くため、栄養素の消化吸収障害がおこります。そのため、成分栄養剤といわれる特別に吸収されやすい食事をとることもあります。しかし、過剰な食事制限はかえって栄養状態の悪化をまねくことにもなりますから、医師によく相談しましょう。

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食の医学館の解説

げり【下痢】

《どんな病気か?》
 冷たいものや消化の悪いもの、たんぱく質や脂肪分の多いものを一度にたくさん食べたり飲んだりしたあとに起こる下痢(げり)は、消化性下痢と呼ばれ、それほど神経質に考える必要はありません。
 ただし、下痢をすると体の水分が大量に失われ、脱水症を起こしやすいので、しっかりと水分を補給することがたいせつ。腸を刺激する冷たい水は避け、スポーツドリンクやあたたかいお茶を飲むようにします。
《関連する食品》
〈ふだんからビフィズス菌入りのヨーグルトを〉
○栄養成分としての働きから
 緑茶や番茶、紅茶などに含まれるタンニンには、腸のけいれんをとめたり、便をかためる作用があるのでおすすめです。番茶に整腸作用のあるウメ干しを入れたり、紅茶にエネルギー源となるはちみつを入れたりして飲むのもいいでしょう。レンコンにもタンニンがたくさん含まれていますから、すりおろし、スープなどにして食べると効果的です。
 症状がおさまってきたら、消化がよく栄養のあるものを少しずつとります。おかゆや半熟たまご、とうふ、煮るか蒸(む)した白身魚、ヤマノイモなどをあたたかく調理して食べます。
 下痢をしやすい人は、ふだんからビフィズス菌入りのヨーグルトなどを食べておくと、腸内細菌の善玉菌と悪玉菌とのバランスがよくなり、調子がととのってきます。ビフィズス菌をふやす作用のあるオリゴ糖をいっしょにとると、より効果的です。
○漢方的な働きから
 漢方では、ニラを加えたおかゆ、シソの葉、インゲンマメの葉を煎(せん)じたものなどに、下痢止め効果があるとされています。

げり【下痢】

《どんな病気か?》
〈発熱や嘔吐をともなう下痢には要注意
 下痢(げり)とは、便に含まれる水分量が多くなった状態をいいます。腸の吸収力が弱まっていたり、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発になりすぎて、食べものが腸を通過する時間が短くなると、下痢になってしまいます。
 下痢を起こす原因のうち、いちばん多いのは消化の悪いものの食べすぎですが、腸炎など腸に病変があるときや、ストレスによって腸の活動をコントロールしている自律神経(じりつしんけい)のバランスが乱れることでも下痢は起こります。
 子ども、とくに乳幼児の胃腸の粘膜(ねんまく)はまだ抵抗力が弱く、ちょっとした刺激にもすぐ反応して下痢をしてしまいます。
 下痢のほかに病気らしい症状がなければ、ほとんどの場合心配ありませんが、発熱や嘔吐(おうと)などの症状をともなう下痢の場合は、小児科を受診する必要があります。
《関連する食品》
脱水症状予防に水分を十分にとる〉
○栄養成分としての働きから
 乳酸菌には整腸作用があり、下痢をしやすい子どもの体質改善に効果があります。
 また、O(オー)―157のような細菌感染による下痢の予防にも有効です。私たちの腸内に住みついている乳酸菌、ビフィズス菌には、腸に入ってきた病原菌が増殖するのを抑制する働きがあるのです。乳酸菌飲料やヨーグルトなどのかたちで乳酸菌、ビフィズス菌をとることで、腸内にいるこれらの菌の働きを活性化することができます。
 ただし、外からとった乳酸菌は短期間で排泄(はいせつ)されてしまうので、継続してとるようにしてください。
 お茶の渋み成分に含まれているカテキンにも抗菌作用があり、感染性の下痢予防に効果的です。カテキンは腸のけいれんを止めて下痢の症状を改善する効果もあり、寿司や刺身など生食する場合は、いっしょにとりたいものです。
〈消化吸収を妨げる食物繊維はひかえめに〉
 また、ダイコンやカブ、ヤマノイモに含まれているアミラーゼは、胃腸を丈夫にして消化吸収をよくする働きがあります。
 下痢になると体内の水分が急速に失われます。脱水症状にならないよう、冷たくないスポーツドリンクやあたためたコンソメスープなどで十分に水分補給を行ってください。
○注意すべきこと
 ミカンなどの柑橘類(かんきつるい)に含まれているクエン酸は腸を刺激するので、避けたほうが賢明です。
 腸炎などの病変が認められるときは、お茶に含まれるカフェインが刺激になるので避けます。
 消化吸収の妨げになる食物繊維を多く含むバナナゴボウなどは、下痢のときにはひかえめにしたほうがいいでしょう。
 なお、牛乳を飲むと下痢をするときは、乳糖不耐性下痢(にゅうとうふたいせいげり)の可能性もあります。
 この場合は、乳糖を含まない牛乳を選ぶようにしましょう。

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世界大百科事典 第2版の解説

げり【下痢 diarrhea】

小腸,大腸における水と電解質の吸収不良または分泌亢進により糞便の腸内通過が早く,水分の多い液状便を頻繁に排便する状態をいう。したがって便通の回数増加のみで直ちに下痢とはいえない。 下痢は発生要因によって,次のように分類される。まず,腸管内に異常に水分が貯留され,その水分が消化管壁から消化管内へ押し出される場合(分泌性下痢)と引き出される場合(浸透圧性下痢)とがある。 分泌性下痢とは,消化管の炎症充血などによって消化管からの分泌が促進され,腸管からの水分吸収能力を上回った場合である。

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大辞林 第三版の解説

げり【下痢】

( 名 ) スル
大便が液状あるいは液状に近い状態になって排泄はいせつされること。腹下し。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

下痢
げり

液状(水様)、泥状、軟便など、水分量の多い糞便(ふんべん)を排泄(はいせつ)することをいう。正常な糞便は円柱状の有形便である。排便回数は、下痢の多くは1日数回で、十数回から数十回に及ぶこともあるが、1日1回あるいは数日に1回の下痢のこともある。下痢は、腸の蠕動(ぜんどう)運動亢進(こうしん)、水分吸収の低下、腸粘膜からの分泌過多などによっておこる。
 下痢は便宜上、その持続期間によって2、3日から2週間程度の急性下痢と、1か月以上数年間に及ぶ慢性下痢に分けられる。急性下痢の原因には、細菌感染(赤痢、サルモネラ腸炎、コレラ)、細菌毒素によるもの(ブドウ球菌食中毒)、ウイルス感染(感冒腸炎、旅行者下痢)、原虫症(アメーバ赤痢)などのほか、消化吸収障害(暴飲暴食)、物理的原因(寒冷下痢、放射線照射による下痢)、神経性または情緒性下痢(神経緊張による下痢)などがある。慢性下痢の原因には、細菌感染(腸結核)、原虫症(アメーバ赤痢、ランブリア症)、原因不明の腸炎(潰瘍(かいよう)性大腸炎、クローン病)、消化吸収障害(胃性下痢、吸収不良症候群に属する各種の病気、便秘の一型である蓄便性下痢、過敏性大腸症候群)などがある。
 下痢のうちで、1日6回以上の水様下痢の場合には、水分・電解質の喪失を輸液で補充する必要があり、またこのような頻回の下痢は腸感染症によることが多いので、とくに注意を要する。発熱、嘔吐(おうと)、頭痛などを伴う場合にも感染症のことが多いが、反対に感染性下痢においても無熱性の場合もある。下痢に伴う腹痛は排便前に強いことが多いが、排便後にも痛みが残ったり増強する場合や、しぶる(排便感はあるのに排便しない)場合には、より重症の下痢と考えられる。下痢便に血液を混じる場合は、急性感染症では細菌性赤痢、抗生物質使用時の出血性腸炎、腸間膜血栓症、慢性下痢では潰瘍性大腸炎、クローン病、腸結核、アメーバ赤痢のほか、大腸癌(がん)や平滑筋腫(しゅ)など腸の良性腫瘍、大腸ポリープ、大腸憩室などが考えられる。
 下痢の治療法は、食べすぎ、寝冷えなどの場合にはその原因をなくし、身心を安静にし、保温に心がける。腸を安静にするために短期間の絶食もよいが、水分はとるようにする。下痢には、有害な腸内容を排出するという自己防衛反応の意味もあるから、みだりに下痢止め薬を用いてはならない。感染性下痢の疑いのある場合をはじめ、血液、膿(のう)汁の混じる下痢や、1、2日で治まらない下痢、1日6回以上の下痢はかならず医師の診察を受け、その指示に従うべきである。[細田四郎]

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世界大百科事典内の下痢の言及

【消化不良】より

…また小腸切除,短絡,手術によって生ずる盲管(細菌の異常発生),消化管粘膜の分解酵素の欠乏(乳糖不耐症等),炎症性腸疾患,内分泌疾患,放射線障害,過食,ストレス環境下における胃腸の分泌,運動機能低下なども,消化,吸収の障害をひき起こす。これらの症状の多くは下痢,腹痛として表れる。原疾患の治療とともに消化酵素製剤,下痢止めが用いられる。…

【大腸】より

…むろん水分のほかに小腸で吸収されずに残った残渣もこれに加わるが,最後に便として排出される量は日本人の場合200~250g程度であり,その80%が水分としてもせいぜい200ml程度の排出量となり,大腸に流入する水分の約90%が吸収されることになる。この水分吸収能が低下すると,水分の含量の多い便が排出されることになり,下痢となる。また便が長く大腸に停滞する(便秘)と,水分が過剰に吸収されて固い便となる。…

【大便】より

…通常は,胆汁中のビリルビンが腸内細菌の作用で還元されて生じたステルコビリンstercobilinにより,黄褐色を呈する。高度の下痢の場合は,ビリルビン還元の時間が不足するため,ビリルビン本来の色である黄色に近づく。肉食が多いと,ヘマチン,硫化鉄などのために黒褐色になる。…

※「下痢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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