アンギュラ玉軸受(読み)アンギュラたまじくうけ(その他表記)angular contact ball bearing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンギュラ玉軸受」の意味・わかりやすい解説

アンギュラ玉軸受
アンギュラたまじくうけ
angular contact ball bearing

転がり軸受の一種。外輪または内輪あるいは内・外輪に肩を落した (カウンタボア) 軌道輪をもち,玉と内・外輪とは接触角をもつラジアル軸受をいう。通常は非分離で,15°,30°,40°の3種類の接触角をもち,ラジアル荷重と一方向のアキシアル荷重を受けることができる。接触角が大きくなると,アキシアル荷重の負荷能力が大きくなり,接触角が小さくなると高速回転に有利になる。1個の軸受では一方向のアキシアル荷重しか受けられないため,2個相対して配列し,すきまを調節して用いる。あらかじめ,すきまを軸受幅で調節し,2個または3個以上並べて一組として用いる組合せアンギュラ玉軸受もある。油圧ポンプ,工作機械用主軸などに広く使われている。

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