アンギラス(英語表記)Aṇgiras

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンギラス」の意味・わかりやすい解説

アンギラス
Aṇgiras

古代インドの伝説上の7聖仙の一人。7聖仙とは,ブリグ,アンギラス,アトリ,ビシュバーミトラ (またはカウシカ) ,カシャパ,バシシュタ,アガスティヤであり,バラモン階層の人々はこれらの7聖仙の後裔として7種の家系 gotraに分類される。

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デジタル大辞泉プラス 「アンギラス」の解説

アンギラス

東宝特撮映画に登場する怪獣。初登場作品『ゴジラ逆襲』(1955)での全長は60メートル。恐竜アンキロサウルスが水爆実験により怪獣として蘇ったもの。

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世界大百科事典(旧版)内のアンギラスの言及

【アタルバ・ベーダ】より

…他の3ベーダが正統バラモン教の祭式と結びついて成立したのに対し,このベーダは呪術を本質とし,民間の信仰に起源を発している。災いを払い,幸運を呼ぶ呪詞を収録したこのベーダは,古くは《アタルバ・アンギラス》と呼ばれ,招福をつかさどるアタルバンAtharvan族の呪術と,呪詛をつかさどるアンギラスAṅgiras族の呪術とをもとに成立したことを示している。起源的に他の3ベーダと異なる《アタルバ・ベーダ》は,初めは正統のベーダと認められなかったが,しだいにその地位を向上させ,祭式全般を監督するブラフマン祭官に属する聖典として,第4のベーダの地位を獲得した。…

※「アンギラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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