アガスティヤ(その他表記)Agastya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アガスティヤ」の意味・わかりやすい解説

アガスティヤ
Agastya

インド神話における有名な聖仙 ṛṣiの一人。すでに『リグ・ベーダ』に登場する。「壺から生じた者」 Kumbhodbhavaとも呼ばれ,大海を飲み干したという伝説がある。『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』などの叙事詩,および古典期の文学作品にしばしば登場する。また,南インドのタミル文学元祖と仰がれ,サンガム Sangamという文学アカデミーをマドゥラに創設し,作品の良否を判定したといわれる。文典をつくったというが,いまに伝わらない。弟子のトルカーピヤが著わしたという文法書は,タミル語最古の文典とされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む