アンケット(その他表記)Anqet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンケット」の意味・わかりやすい解説

アンケット
Anqet

エジプト女神。瀑布地帯の島セヘイルの地方神。のちにネブテュスと同一視された。野を肥沃にするナイルの水の神格化ともいわれる。普通,頭上に羽の冠をかぶった女の姿で表わされ,まれにはげたかとして現れる。ギリシア人が炉の神ヘスチアと彼女を同一視した由来は不明。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む