現代外国人名録2016 「イサオタオカ」の解説
イサオ タオカ
Isao Taoka
- 職業・肩書
- 外交官 元駐日パラグアイ大使,元ラパス市長
- 国籍
- パラグアイ
- 出生地
- 東京都
- 別名
- 日本名=田岡 功(タオカ イサオ)
- 勲章褒章
- パラグアイ国家功労章(勲三等)〔1998年〕
- 経歴
- 東京で生まれるが、父の故郷の徳島県三野町に移る。1958年国策としての開拓移民に父が応じ、14歳で両親、弟妹と共にパラグアイに移住。未開のジャングルを切り開く過酷な生活の中、日本人自治組織の設立に奔走し、協同組合役員として農業の近代化、道路整備に取り組む。25年間の農協幹部としての実務経験と独学で身につけたスペイン語を生かし、欧州からの移民と現地住民に呼びかけ、同入植地をラパス市に昇格させることに尽力。’86年市制施行と同時に初代市長に任命され、4期12年務める。日本とのパイプと、市民所得を国内トップに押し上げた手腕が評価され、2004年駐日パラグアイ大使に就任。日本生まれの海外移住者で初の駐日大使となる。就任にあたり、同年日本国籍を離脱した。2009年退任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報