イスカル川(読み)イスカルがわ(英語表記)Iskǔr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イスカル川」の意味・わかりやすい解説

イスカル川
イスカルがわ
Iskǔr

古代名オエスクス Oescusまたはオスキオス Oskios。ブルガリア最長の川で,リラ山系北面,サモコフ南方に源を発し,ほぼ南から北に流れ,バルカン山脈を横断して,ニコポル西方でドナウ川に注ぐ。全長 368km。ソフィア南東にある上流域の水力発電用の人造湖イスカルは観光行楽地として有名。ほかにパンチャレボ,ベリイスカルなどのダムが建設されている。沿岸の主要都市はサモコフ,ソフィア,ノビイスカル,メズドラなど。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android