最新 地学事典 「イスキロミス」の解説
イスキロミス
学◆Ischyromys
齧歯目イスキロミス科の一属。始新世の北米に生息していたリス型の齧歯類で,下顎を動かす咬筋の付着パターンがヤマビーバーと類似しており,頬歯は原始的なトリボスフェニック型に近い。暁新世末には,トリボスフェノミスやサイウラブス(またはパラミス)といった齧歯類が北米・ヨーロッパ・アジアで多様化しており,Ischyromysも初期放散した齧歯類の一グループとされる。
執筆者:西岡 佑一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

