翻訳|Eocene
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Eocene(Epoch)
新生代古第三紀を3分した2番目の世。56.0〜33.9Ma。英語名のEoceneはεοζ=dawn,καινοζ=recentに由来。C. Lyell(1833)が西部ヨーロッパの第三系を,含まれる貝化石の現生種の比に基づき4分した際の最古の世であったが,その後漸新世と暁新世が提案され,始新世の範囲は縮小。古い方からイプレシアン(Ypresian),ルテシアン(Lutetian),バートニアン(Bartonian),プリアボニアン(Priabonian)の4期に区分。示準化石としてはヌンムリテスが有名。55.0Ma前後に急激に気温が上昇し,この出来事を暁新世─始新世境界温暖極大期という。一方,始新世末から漸新世初頭にかけての温度低下を始新世終末事件と呼ぶ。
執筆者:石田 志朗・根本 直樹
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地質時代の区分の一つ。新生代第三紀の古い方から2番目の小区分で,約5500万年前から3800万年前までの時代。原始的な哺乳類が大発展した時代で,ウマ類や長鼻類の祖型も出現した。世界的な海進期であり,気候が著しく温暖で,温帯林が現在の北極海周辺地域にまで広がり,北ヨーロッパや北海道などにも亜熱帯林が生育していた。しかし始新世の末期になると南極大陸上に氷河の形成が始まり,寒冷化のきざしが現れている。
→地質時代
執筆者:鎮西 清高
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…この時代は大型有孔虫のヌンムライト(貨幣石)の化石が多いため,フランスなどでは貨幣石紀とよぶ。古第三紀は古いほうから,暁新世,始新世,漸新世に三分され,暁新世と始新世の境界は5500万年前,始新世と漸新世の境界は3800万年前とされる。古第三紀は原始哺乳類の時代で,現在みられる哺乳類の多くのグループの祖先型が出現した。…
※「始新世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)1 人から受けた礼・贈り物に対して行為や品物で報いること。また、その行為や品物。「地酒を贈って返礼する」2 仕返しをすること。また、その仕返し。意趣返し。返報。[補説]書名別項。→返礼[...