咬筋(読み)コウキン

デジタル大辞泉 「咬筋」の意味・読み・例文・類語

こう‐きん〔カウ‐〕【×咬筋】

下顎を引き上げて歯をかみ合わせる働きをする筋肉頰骨弓きょうこつきゅうから起こり下顎枝につく。咀嚼筋そしゃくきんうち最も浅層にあり、強い力を発揮する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「咬筋」の意味・わかりやすい解説

咬筋
こうきん
masseter muscle

咀しゃく筋の一つで,頬骨弓から起って,下顎骨に付着している。下顎骨を上方に引上げて,上下の歯を咬み合せる働きを行わせる強力な筋肉である。

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栄養・生化学辞典 「咬筋」の解説

咬筋

 咀嚼筋の一つ.収縮すると口が閉まる方向に働く筋肉.

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世界大百科事典(旧版)内の咬筋の言及

【筋肉】より

…このほか眼瞼を開く上眼瞼挙筋も外眼筋に含まれる。眼筋
[咀嚼筋]
 咬筋,側頭筋,内側翼突筋,外側翼突筋の4筋があり,いずれも頭蓋の骨(側頭骨,蝶形骨など)から起始して,下顎骨に停止する。すべて三叉(さんさ)神経(詳しくはその第3枝である下顎神経)の支配を受ける。…

※「咬筋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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