いすみ鉄道(読み)いすみてつどう

共同通信ニュース用語解説 「いすみ鉄道」の解説

いすみ鉄道

旧国鉄路線で廃止対象となったJR木原線を引き継ぎ、千葉県と関係自治体で出資する第三セクターとして1988年に営業を始めた。開業以来赤字が続き、2007年に社長公募。現社長の鳥塚亮とりづか・あきら氏は海外の航空会社の部長から転じて09年に就任。鳥塚氏の下でキハ52の導入や、訓練費自己負担の運転士養成制度の創設など、さまざまな活性化策が打ち出された。

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知恵蔵mini 「いすみ鉄道」の解説

いすみ鉄道

千葉県・房総半島大原駅~上総中野駅(14駅)を結ぶローカル鉄道。路線総距離26.8キロメートル、車両数は計8両(各定員100名余り)。旧木原線時代にはJR東日本が運営しており、1987年に自治体などが株主となりいすみ鉄道株式会社が設立された。長く赤字路線だったが、09年、公募により鳥塚亮が社長に就任して以降もちなおし、ローカル線再建のモデル例として注目されている。車両にはムーミンキャラクターが描かれており、特に「キハ28」形式の車両はレストランを備えた「レストラン・キハ」として人気となっている。

(2015-7-8)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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