すべて 

いちご文学(読み)いちごぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「いちご文学」の意味・わかりやすい解説

いちご文学
いちごぶんがく

いちご」は1と5で,15歳の意。女子中学生をターゲットとする文庫版の物語の総称。集英社のコバルト文庫を皮切りに,講談社のX文庫,小学館パレット文庫角川書店のルビー文庫などが参入し,活字離れがいわれる青少年対象の貴重な商品となっている。短いセンテンス,淡いラブストーリー,イラストが売れるための必須の条件。おもな書き手に,小泉まりえ,桑原水菜,前田珠子,服部あゆみなどがいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む