いちご文学(読み)いちごぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「いちご文学」の意味・わかりやすい解説

いちご文学
いちごぶんがく

いちご」は1と5で,15歳の意。女子中学生をターゲットとする文庫版の物語の総称。集英社のコバルト文庫を皮切りに,講談社のX文庫,小学館パレット文庫角川書店のルビー文庫などが参入し,活字離れがいわれる青少年対象の貴重な商品となっている。短いセンテンス,淡いラブストーリー,イラストが売れるための必須の条件。おもな書き手に,小泉まりえ,桑原水菜,前田珠子,服部あゆみなどがいる。

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