現代外国人名録2016 「イブラヒムジャファリ」の解説
イブラヒム ジャファリ
Ibrahim al- Jaafari
- 職業・肩書
- 政治家,医師 イラク外相,元イラク首相
- 国籍
- イラク
- 生年月日
- 1947年
- 出生地
- カルバラ
- 本名
- アシェイケル,イブラヒム〈Eshaiker,Ibrahim al-〉
- 学歴
- モスル大学医学部卒
- 経歴
- イラク中部シーア派の聖地カルバラの名家に生まれ、スンニ派やクルド人が暮らす北部モスル大学で医学を学ぶ。医師として働く傍ら、1966年穏健なイスラム国家建設を目指すシーア派政党“ダワ党”に入党、反政府運動に身を投じる。’80年フセイン政権の弾圧でイランへ亡命、聖地コムでイスラム法学を修める。’89年以降は英国から反政府運動を指揮。2003年4月フセイン政権崩壊に伴い帰国、ダワ党代表となる。同年7月米国が設けたイラク統治評議会の初代議長に指名され、のち暫定政府副大統領を務める。2005〜2006年イラク移行政府の首相。2014年9月アバディ内閣の外相に就任。夫人も医師で、シーア派最高権威シスタニ師の縁戚にあたる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報