いぶり者(読み)いぶりもの

精選版 日本国語大辞典 「いぶり者」の意味・読み・例文・類語

いぶり‐もの【いぶり者】

  1. 〘 名詞 〙 すねる人。すねもの。ひねくれもの。
    1. [初出の実例]「気だてしゃんとして、おとこにもたれず、又ちといぶりもの、人にあひて、愛のなきものなり」(出典:評判記・満散利久佐(1656)対馬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android