いらり

精選版 日本国語大辞典 「いらり」の意味・読み・例文・類語

いらり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いられる )
  2. 物の形状が鋭く突き出たさま。
    1. [初出の実例]「芒はきっさきのいらりとするを云ぞ。麦芒と云も麦ののぎがいらりとするを云ぞ」(出典:京大本湯山聯句鈔(1504))
  3. あざやかに光り輝くさま。
    1. [初出の実例]「的礫は沙のいらりとある㒵也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android