インクナビュラ

百科事典マイペディア 「インクナビュラ」の意味・わかりやすい解説

インクナビュラ

グーテンベルク活版印刷術の発明以来15世紀末までの半世紀間に,ヨーロッパ各地で刊行された初期活字本の総称。incunabula(ラテン語)は揺籃(ようらん)の意で,揺籃期本とも訳される。その数約4万種類1200万冊と称せられる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android