栄養・生化学辞典 「インスリンレセプター」の解説 インスリンレセプター インスリン受容体ともいう.広く細胞膜に分布し,α2β2のヘテロ4量体を形成している.ヒトのインスリンレセプターのα鎖はアミノ酸719,分子量82400,β鎖はアミノ酸620個で分子量69700.α鎖が細胞膜の外側にあり,ジスルフィド結合で結合したβ鎖が膜を貫通している.α鎖にインスリンが結合するとβ鎖のチロシンリン酸化が誘導され,信号伝達が行われる. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報