インターレコードギャップ(その他表記)interrecord gap; IRG

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

インターレコードギャップ
interrecord gap; IRG

コンピュータ情報は磁気テープ上にブロック単位になっていて (→ブロック構造 ) ,ブロックとブロックの間隔をインターレコードギャップという。ブロックは一定速度で読み書きされ,1つのブロックが終ればテープ走行を止め,再びスタートして次のブロックの先頭にいたるまでに定速にしなければならない。そのために必要となるテープ上の情報の書かれていない部分である。これは狭いほうがよいが,磁気テープ装置性能に左右され,1~2cmのギャップが普通である。

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