間隔(読み)カンカク

精選版 日本国語大辞典 「間隔」の意味・読み・例文・類語

かん‐かく【間隔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 二つのものをへだてること。また、二つのものがへだたること。
    1. [初出の実例]「風大中部の厳寒は、下部の煖気に間隔せられて」(出典:乾坤弁説(1656)亨)
    2. [その他の文献]〔陶潜‐桃花源記〕
  3. 二つのものの間の距離。また、二つのことのあいだの時間。へだたり。
    1. [初出の実例]「Kankaku(カンカク)ヲ オク」(出典:改正増補和英語林集成(1886))
    2. 「頗る長い間隔を以て、ぱちりぱちりと云ふ石の音が」(出典:金貨(1909)〈森鴎外〉)

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普及版 字通 「間隔」の読み・字形・画数・意味

【間隔】かんかく

へだたる。晋・陶潜桃花源記〕先世秦時の亂をけ、妻子邑人をゐて、此のに來(きた)り、復(ま)た出でず。外人せり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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