ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イーチュン地区」の意味・わかりやすい解説 イーチュン(宜春)〔地区〕イーチュンYichun 中国華東地方,チヤンシー (江西) 省北西部の地区。カン (贛) 江支流のチン (錦) 江とユワン (袁) 水の流域を占める。行政中心地のイーチュン市ほか3市6県から成る。北はチウリンシャン (九嶺山) 山脈,西はウーコンシャン (武功山) 山脈,南はユイホワシャン (玉華山) 山脈などに囲まれ,東はポーヤン (鄱陽) 湖平原に続く。ユワン水に沿ってチョーカン (浙 贛) 鉄道が通じている。地下資源の埋蔵が多く,特にフォンチョン (豊城) 県の石炭が有名。丘陵部ではカラムシが栽培され,イーチュン県,ワンツァイ (万載) 県で織られて,シヤ (夏) 布の名で知られる。人口 466万 963 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by