ウェルニッケ-コルサコフ症候群(読み)うぇるにっけこるさこふしょうこうぐん

栄養・生化学辞典 の解説

ウェルニッケコルサコフ症候群

 チアミン欠乏と慢性アルコール中毒原因とされる痴呆を伴う神経系症状

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のウェルニッケ-コルサコフ症候群の言及

【痴呆】より

…脳出血,脳梗塞(こうそく),脳動脈硬化,くも膜下出血,硬膜下出血などが原因となる。代謝性疾患では粘液水腫,肝脳変性疾患,下垂体機能低下,さらに中毒などによるウェルニッケ=コルサコフ症候群(アルコール依存による),ペラグラ,一酸化炭素中毒,有機化合物中毒などでも痴呆をきたす。外力による頭部外傷でもおこる。…

※「ウェルニッケ-コルサコフ症候群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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