コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

痴呆 チホウ

7件 の用語解説(痴呆の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ち‐ほう〔‐ハウ〕【痴×呆】

愚かなこと。愚かな人。
認知症」のこと。
[補説]平成16年(2004)厚生労働省の用語に関する検討会が、一般的な用語や行政用語としては「痴呆」ではなく「認知症」が適当であるとの見解を示した。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

痴呆【ちほう】

正常に発達した知能が脳の器質的疾患のため永続的に低下した状態。精神発達遅滞とは区別される。梅毒による脳病変が原因の麻痺(まひ)性痴呆,慢性アルコール中毒の末期にみられるアルコール性痴呆,老衰による老人性認知症のほか,てんかん性痴呆,動脈硬化性痴呆,アルツハイマー病によるものなどがあるが,高齢化が著しい現代,特に老年(人)性痴呆の増加とその介護が重大な社会問題となっている。
→関連項目救急カードグループホームクロイツフェルト=ヤコブ病見当識障害精神分裂病知的障害ポジトロン断層撮影法

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

痴呆

 獲得した知能が脳の障害により失われ,記憶障害,思考力,判断力などの低下が起こること.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ちほう【痴呆 dementia】

一度修得された知的能力が,後天的な脳の器質的疾患のため著しい低下をきたす状態をいう。これは発達段階の障害によって知能が低いままで止まる精神遅滞と対比される。痴呆を指す英語dementiaは,ラテン語のdemensに由来し,〈mens(精神,思考)が除かれる〉という意味である。痴呆は知能低下のみでなく,感情面,意欲面の低下も伴うもので,高度になれば言語機能も低下する。一般的な老化に伴う〈ぼけ〉の場合は,知能低下の程度はより軽度であるので,いちおう急速に進行する病的な知能低下としての痴呆と区別されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ちほう【痴呆】

愚かなこと。
認知症

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

痴呆
ちほう

認知症」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

痴呆
ちほう
dementia

いったん発育した脳が損傷されて、その結果として、それまでに獲得された知的能力が低下してしまった状態をいう呼称として、長らく使われてきた用語。2004年(平成16)に厚生労働省が、一般的な用語や行政用語としては「認知症」が適当であるとの見解を示し、以後は「痴呆」を用いなくなった。なお、法律上の用語については法改正のなかで検討され、医学上の用語としては「痴呆」が使用される場合もある。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の痴呆の言及

【偽痴呆】より

…仮性痴呆ともいう。ヒステリー性もうろう状態で,ぼんやりして知能が低いかのように見えたり,わざとらしい間違った答えをしたり(的はずれ応答),子どもっぽい態度を示したり(小児症)すること。…

【精神遅滞】より

…これに対し,情意発達の遅れないし不均衡が人格異常であり,性的精神発達の遅れないし不均衡が性倒錯である。知能がいったん発達したのち低下するものは痴呆で,精神遅滞とは区別される。また,難聴によって言語の習得と知覚発達に遅れがあるものは,本来の知能は保たれているので,仮性の精神遅滞という。…

【癲癇】より

…25歳以上で発病するものを晩発癲癇late onset epilepsyといい,進行性の脳疾患である可能性があるから,精密検査が必要である。
【症状と種類】
 持続が1~2分の癲癇発作,数時間から数週間持続する癲癇挿間症,および慢性癲癇精神病,癲癇性痴呆と性格変化の4種類がある。ただし,発作でも感情発作は持続が数時間から数週間と長いことがあり,認知発作や自律神経発作も数十分と長いことがある。…

※「痴呆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

痴呆の関連キーワード先天的認知症後天的才気後天色覚異常後天性単糖吸収不良後天性乳糖不耐症後天性ビタミンB12欠乏後天性葉酸欠乏後天性ラクターゼ欠損

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

痴呆の関連情報