うちひさす(読み)ウチヒサス

デジタル大辞泉 「うちひさす」の意味・読み・例文・類語

うちひ‐さす

[枕]「宮」「みやこ」にかかる。語義・かかり方未詳。
「―宮に行くをまがなしみ」〈・五三二〉
「―都みみ里家さはにあれども」〈・四六〇〉

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「うちひさす」の意味・読み・例文・類語

うちひ‐さす

  1. 語義およびかかり方未詳。「宮」「都」にかかる。うちひさつ
    1. [初出の実例]「内日指(うちひさす)(みやこ)しみみに 里家は さはにあれども」(出典万葉集(8C後)三・四六〇)
    2. 「宇知日佐須(ウチひサス)宮のわが背は大和女(やまとめ)の膝まくごとに吾を忘らすな」(出典:万葉集(8C後)一四・三四五七)

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