うっ走(読み)うっぱしる

精選版 日本国語大辞典 「うっ走」の意味・読み・例文・類語

うっ‐ぱし・る【うっ走】

〘自ラ五(四)〙 (「うっ」は接頭語。「走る」を強めていう語) わき目もふらずに、ひたすら走る。おっぱしる。
※大淵代抄(1630頃)三「亦后口の山へさしてうっはしった処で」
塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉八「もしや若い者だから又狭い心を出して遠い所へでも失走(ウッパ)しってしまやァしねへかと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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