ウラル炭田(読み)うらるたんでん(その他表記)Уральский Каменноугольный Бассейн/Ural'skiy Kamennougol'nïy Basseyn

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウラル炭田」の意味・わかりやすい解説

ウラル炭田
うらるたんでん
Уральский Каменноугольный Бассейн/Ural'skiy Kamennougol'nïy Basseyn

ロシアウラル地方にある炭田総称。キーゼル炭田、チェリャビンスク炭田、南ウラル炭田その他に分けられる。キーゼル炭田はこの地域で唯一の瀝青炭(れきせいたん)炭田で、揮発分37%以上の長炎炭を産する。キーゼル炭田を除いた諸炭田はいずれも褐炭炭田である。ウラル炭田の確定埋蔵炭量は約25億トン、うち瀝青炭(発電用)5億トン、原料炭3億トン、褐炭17億トン。年間出炭量は約1200万トン(1993)である。

[木下重教・樋口澄志]

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最新 地学事典 「ウラル炭田」の解説

ウラルたんでん
ウラル炭田

Ural coal field 露◆Уральский угольный бассейн

ロシア中西部,ウラル山脈地帯にある炭田群の総称。中部のKizel炭田は石炭系下部Viséanの石炭層。北部のPechora炭田はペルム紀のもの。中生代の炭田はKarpinskを中心とした地域にある。東ウラルには下部ジュラ系の炭田がある。古生代~中生代の4回の地殻変動により,ウラル山脈の東側は激しく褶曲している。古生代の石炭はコークス用・液化用・ガス用炭。中生代のものは褐炭。

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