うろうろ眼(読み)ウロウロマナコ

デジタル大辞泉 「うろうろ眼」の意味・読み・例文・類語

うろうろ‐まなこ【うろうろ眼】

落ち着かない目つき。
「どうぞ抜けて帰りたいと―になりければ」〈浄・鑓の権三

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うろうろ眼」の意味・読み・例文・類語

うろうろ‐まなこ【うろうろ眼】

  1. 〘 名詞 〙 落ち着かない目つき。また、うろたえている目つき。うろうろめ。
    1. [初出の実例]「見付けられては迷惑、どうぞ抜けて帰りたいと、うろうろ眼(マナコ)に成りければ」(出典浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android