普及版 字通 「エイ・ヨウ・こぶ」の読み・字形・画数・意味
22画
[字訓] こぶ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は嬰(えい)。嬰は貝の首飾り。それで首に肉を生ずることをという。〔説文〕七下に「頸の瘤(こぶ)なり」とみえる。
[訓義]
1. こぶ、こぶのできる病。
2. 木などのふしこぶ。
[古辞書の訓]
〔立〕 コブ・クビハル 〔字鏡集〕() コブ・ハレモノ・クビハル・フシ・シヒネ・ヤツコヤミ
[語系]
・嬰・纓・瓔iengは同声。壅・癰iongと声義の関係があり、ふくれあがり、滞る意がある。
[熟語]
腫▶・瘤▶・瘻▶
[下接語]
槐・頸・結・大
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報