日本大百科全書(ニッポニカ) 「エッシュ」の意味・わかりやすい解説 エッシュえっしゅEsch-sur-Alzette ルクセンブルク南西部、フランス国境近くに位置する鉄鋼業都市。人口2万7244(2002)。シュール川の支流アルゼット川に臨む同国第二の都市。フランスのロレーヌ地域につながるミネット鉱山の開発により、1870年より製鉄業が発展し、ルクセンブルク鉄鋼業の中心となったが、1980年代から減産傾向にある。関連工業のほかに化学肥料、セメント工業などが発達している。[川上多美子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例