えとり餠(読み)えとりもち

精選版 日本国語大辞典 「えとり餠」の意味・読み・例文・類語

えとり‐もち【えとり餠】

  1. 〘 名詞 〙 死者との食い別れの儀式に、分割して参会者が食べる餠。島根県隠岐島の中村では、死後五〇日目の忌み明けに客を招いて行なう。引っ張り餠。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android