デジタル大辞泉 「えも言はず」の意味・読み・例文・類語 えも‐いわ◦ず〔‐いはず〕【えも言はず】 [連語]1 なんとも言いようがないほどである。なんとも言いようがないほどすばらしい。「花も―◦ぬ匂ひを散らしたり」〈源・胡蝶〉2 口に出しては言えないほどよくない。「築泥ついひぢ、門の下などに向きて、―◦ぬ事どもし散らし」〈徒然・一七五〉3 言うに足りない。つまらない。「―◦ぬ者まで涙を流して」〈栄花・楚王の夢〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例