普及版 字通 の解説
5画
[字訓] ふくよか・ころがりふす
[説文解字]
[字形] 象形
人が坐して、その膝のふくよかな形。〔説文〕七上に「轉臥するなり」とし、夕と卩(せつ)(節)に従う字とするが、夕は坐する人の膝のふくよかな形。転臥の象ではない。
[訓義]
1. ふくよか。
2. ころがりふす。
[声系]
〔説文〕に声として(苑)・・宛・怨、また宛声として婉など十七字を収める。おおむねの声義を承け、ふくよかで婉約の意を含む字である。
[語系]
・宛・怨・婉iuanは同声。・紆iua、委・逶iuaiは声義近く、みな婉約・曲の意がある。
[熟語]
専▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報