えん

精選版 日本国語大辞典 「えん」の意味・読み・例文・類語

えん

  1. 〘 感動詞 〙 小唄などのはやしことば。
    1. [初出の実例]「やれ、おもしろや、えん、京には車、やれ、淀に舟、えん、桂の里の鵜飼ひ舟よ」(出典:歌謡・閑吟集(1518))

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普及版 字通 「えん」の読み・字形・画数・意味


11画

[字音] エン

[字形] 形声
声符は奄(えん)。山名。〔山海経、西山経〕に「西二百二十里を鳥鼠同の山と曰ふ。其の上に白虎・白玉多し。~西南三百六十里をの山と曰ふ。~獸り、其の馬身にして鳥、人面蛇尾」のような記述がある。日の入る処という。

[熟語]



13画

[字音] エン(ヱン)

[説文解字]

[字形] 形声
声符は宛(えん)。〔説文十三下に「田三十(ほ)をと曰ふ」とあり、宛声。〔楚辞離騒〕「余(う)ゑたるの九なるあり」の〔王逸注〕に「十二畝をと曰ふ」という。

[訓義]
1. 田の広さ。
2. 田の長さ。

[古辞書の訓]
字鏡集 ウネ

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デジタル大辞泉プラス 「えん」の解説

えん

株式会社ビー・ワイ・オーが展開する居酒屋チェーン

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世界大百科事典(旧版)内のえんの言及

【シュメール】より

…気候は前6000~前5000年ころも現在とほぼ似た半乾燥・亜熱帯状態にあった。この地への人類の居住は,沼沢地の魚,水鳥,ナツメヤシ,野猪に頼る狩猟・採集民によって始まったと考えられるが,前5000年ごろ(前3千年紀半ばまでの年代はなお推測的),最南部のエリドゥの小神殿(1辺3m)に初めて定住の痕跡を残したのは,人工灌漑技術を伴う穀物(大麦,エンマ小麦,小麦),果樹(ナツメヤシ)の栽培者であった。これがウバイド期(前5000ころ‐前3800ころ)初期で,ウバイド期は金石併用期に属し,一般に小集落が主であるが,末期には一部の集落が早くも町邑的規模に達し,エリドゥには基壇上に立つ縦23.5m,横13.5mの壮麗な煉瓦造の神殿が造られた。…

※「えん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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