オイルリフト(その他表記)oil lift; hydrostatic lift

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オイルリフト」の意味・わかりやすい解説

オイルリフト
oil lift; hydrostatic lift

定格運転時には十分厚い油膜を形成する動圧型のジャーナル軸受でも,起動・停止時には滑り速度が小さいため,油膜が非常に薄くなって固体接触状態に近づく。このような場合,軸受の中央部に小さなポケット (通常軸受投影面積の 2.5~5%) を設けて高圧の油を導けば,軸を容易に押上げて浮かすことができる。この目的でポケットを設けた軸受をオイルリフトまたは静圧揚力軸受という。重荷重の大型軸受につけ,起動・停止時にのみ使用する。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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