『おしりかじり虫』(読み)おしりかじりむし

知恵蔵 「『おしりかじり虫』」の解説

『おしりかじり虫』

NHKの番組『みんなのうた』から生まれたヒット曲で、番組の中ではアニメのおしりかじり虫が歌っている。作詞作曲はアニメの原案・作画監督でもある、うるまでるびで、歌も彼らが担当している。ちなみに、うるまは、『ウゴウゴルーガ』(フジテレビ)などにもかかわったことがある「スーパークリエーター」(経済産業省認定)で業界では有名人である。歌詞の内容は、妖精のおしりかじり虫がひたすら人の尻にかじりついて笑顔にしていくというファンタジーで、2007年6月に放送されるや、子どもたちから火がついて、『みんなのうた』携帯着信メロディダウンロードで新記録を樹立するなどして後にCD化され、オリコンチャートで最高6位にまでなった。2007年末でおよそ18万枚を売り上げている。

(稲増龍夫 法政大学教授 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉プラス 「『おしりかじり虫』」の解説

おしりかじり虫

日本の歌の題名。作詞:うるまでるび、作曲:うるまでるび、松前公高。お尻をかじられた人間は元気になるという架空の生物「おしりかじり虫」を歌ったもの。幅広い世代に人気を博し、テレビアニメ化されるなどの大ヒットとなった。

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