…パレ・ド・ジュスティスとノートル・ダム大聖堂の間には貧民街が形成されていた。またノートル・ダム大聖堂の前庭の北側には,1749年に棄児養育院の建物が完成し,南側のオテル・デュー病院の古い建物(12~13世紀)と対照をなしていた。 19世紀になると貧民宿の集中するシテ島の一角は,昼なお暗い闇の地帯として有名になり,大衆小説の舞台ともなる。…
…4世紀ごろ,ローマ帝国におけるキリスト教教会は癩(らい)病,不具,盲目,貧者のための施療院を建てた。6世紀中ごろにはリヨンにオテル・デューHôtel Dieuがつくられた。また西アジア,北アフリカのイスラム世界でも,為政者は施療院の建設を行った。…
…現在はブドウ酒の集荷地としても有名で,毎年11月に開かれるブルゴーニュ・ワインの競売会には世界各地から商人が集まってくる。【志垣 嘉夫】
[オテル・デューHôtel‐Dieu]
〈神の館〉の意で,1443年ブルゴーニュ公国の大法官ロランNicolas Rolin(1376‐1461)が貧しい病人を収容するためにボーヌに創建した慈善病院。いわゆるブルゴーニュ・フランドル様式のゴシック建築である。…
※「オテルデュー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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