ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オルミズド1世」の意味・わかりやすい解説 オルミズド1世オルミズドいっせいOrmizd I; Hormizd I 古代イラン,ササン朝初期の王 (在位 272~273) 。シャプール1世の子。父のもとでアルメニア総督をつとめ,アンチオキア攻略に際しては重要な役割を果したという。ホルミズド・アルダシール Hormizd-Ardashīrの号を得る。父の死後即位したが,その治世は短命に終った。マニの保護者であったと伝えられ,またアフワズ (ホルミズド・アルダシール) の町は彼の建設になるものである。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by