最新 地学事典 の解説
オーストラリアひがしかいがんさこうしょう
オーストラリア東海岸砂鉱床
Australian east coast placer deposits
シドニーから海岸線に沿い北へ1,000kmの間に断続して分布する重鉱物砂鉱床。更新統の砂丘,完新統の海浜砂に胚胎。重鉱物品位は1%前後。1987年までの東海岸全体の生産量ルチル224万t(残鉱630万t),ジルコン190万t(同620万t),イルメナイト112万t(同1,340万t),モナズ石3,300t。重鉱物の源は中生界堆積層で本源は先カンブリア楯状地。1933年に採掘開始,50年代には世界最大の供給地。内陸では,メルボルンの北西約250kmのMurray Basinで鮮新統中の鉱床を84年に発見。埋蔵量49億t, 重鉱物品位2.8%。
執筆者:矢島 淳吉
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

